イントロダクション

30代後半以降の世代にには眩しく映えて見えたであろう当時の学校用体操服。
中でも1980年代から90年代前半にかけ最盛期を迎えた女子の体操服姿にはドキドキした人も少なくはないと思います。

そうです。先生や女子から発せられる
「ブルマー」という響き。

特に身体測定や衣替えの季節
先生「明日からの体育は上は半袖、下はブルマーね・・・・。」
女子「えーーーーーっ」
女子「ブルマの上にジャージ履いてちゃだめなん?」
女子「私のー(ブルマ)裾が伸びまくり・・」

などなど

教室でよく聞いたものです。

それまでは女子の体操服って過激だなーと思いつつも、まぁそれが普通だから何ともないんだろうと。
しかし女子にとってはとても恥ずかしい服装だったことをその頃ようやく気づいたのでした。

それからは少し見る目が変わったように思います。
体育や部活の時、動きあるごとに自身のブルマのお尻のあたりを触り、指を差し込んで引っぱり出す仕草・・・
こそっと「ハミしてるよ」とか「白線出てるよ」と友達に教えてあげている女子の姿・・・それを伝えられた女子の反応・・・
次第に可愛らしさを覚えるようになったのでした。
今まで全く気にしていなかったそのアクション一つ一つにとても敏感になったのです。

「ブルマー」という不思議なモノ。

下着ではないとの理屈で自己を納得させていたであろう女子達。
そういえば小学生の頃、スカートめくりをしても
「へへーん、ブルマ履いているからだから大丈夫〜」という言葉をよく耳にしていたなぁーと。

そもそもブルマーとは何なのか。
体育授業に着用する体操服、言わば制服の一種であることはよくわかる。
当時の辞書にはこう書いてある。
【婦人用の下着のひとつ。腰から膝までの緩やかに作られた下着。体育着とする。ブルーマー。】

下着なのか体育着なのか
この定義の違いは大きい。当時は下着を体育で着用していたのか?
と飛躍した解釈まで生じてしまうのです。

下着と体育着の違いは、形なのか生地によるものか、はたまた色?いやいやどれも共通項であるから、これらで明確に分類することはできない。
単なる用途の違い?
謎は深まるばかり。

初号:4月8日掲載

そこでまずは
●この不思議なモノがどのようなものであったか。
●またそれらには様々なメーカーや種類があり、その中でもある有名メーカーのものが当時の女子達をより輝かせるものであったこと。
●そしてそのメーカーのものは製造年の違いか?とうわさされる形の違いが存在すること。
について検証してみようと思うわけです。

ただ筆者はその分野の専門家ではありませんので、違うよとかご意見もいただきながら進めたいと考えています。
途中で路線が逸れるようであればご指摘も有り難く承りますのでお気軽に参加いただければと思います。

ある製造年のものが現存しているかどうかわからない状況の中、安易に企画を立ち上げてしまったことから
探して、探して、女性の知人方にもお願いして・・と、しばし行き詰まっていた次第です。

みなさまには大変お待たせいたしました。
結果、当時の方々が召されていたものであろう該当する製造年の現物を、ご好意で(はないでしょうが)意図をご理解頂き拝借することができました。
あるところにはあるものなんだなぁとホッとするとともにびっくりしたのが本音です。
モノがものだけに、写し方や取扱には注意しながら、この貴重な文化遺産(?)の記録を作成したいと思っています。

前置きが長くなりましたが、 やっとの思いでのスタートです。
それではしばしの間、当企画に御付き合いくだされば幸いです。

第2号:4月13日掲載

前回はブルマーを「不思議なモノ」と表現した。
現代では誰もが納得のいく「ハーフパンツ」というものになっているのは周知の事実で、形状はもとより男女とも同一のものを使用している。
もしも体育の時間に忘れたとしても、(貸す貸さないは別として)女子の友達からでも借りることが可能なのである。
ところが、ブルマーはどうだろうか?
形はまるで下着のパンツ・・そして内側のタグには「(女子用)」という表記がある。
流石にこれを借りて体育をするわけにはいかないと当たり前に思うだろう。
男子用の短パンとは全く異なり、これで授業に参加できるツワモノはおそらくいないと思われる。

ジェンダーフリーの今の時代においては考えにくいが、当時は「男らしさ」「女らしさ」が体操服にも如実に現れていたのであろうか。
制服は今も男女で異なり、水着もそうである。ならば体操服はなぜ変化したのか?
女子のブルマ姿やセーラー服姿に魅力や特別な思いを寄せる人たちがいることで社会問題化し、「ブルセラ」という言葉まで生まれた。
しかしよくよく考えてみると、学生時代女子のブルマ姿やセーラー服姿に魅力を感じない男子がどのくらいいたのだろうか?
概ねほとんどの男子が魅了されたのではないかと推察できる。筆者もその一人である。
普通とか普通じゃないとかは別にして、魅力に思うことはごく自然な流れではないだろうかと考える。

話を元へ戻すと、制服や水着は「男らしさ」「女らしさ」を尊重しているにもかかわらず、
体操服・・それも下履きのブルマーのみがターゲットとなり、廃止されたように感じるのだ。

当時の体育教師から聞いたことがある、「やんちゃな女子もブルマー履かせばおとなしくなるのよー」と。
ま、昔は冗談半分で許されていたかもしれないが、今この発言をすると思いっきり叩かれるであろう。
この考え方は、恥ずかしいと思わせるという意味なのか?
ブルマーがそのような存在だったことから廃止のターゲットになったのか?
考えれば考えるほど不思議というか不可思議というか。

続きはまた後ほど

<4月14日追記>
なぜ廃止のターゲットになったか・・そんなことは言うまでもなく、着用する当の本人である女子達が嫌だったことが第一であろう。
そしてそれらを決定する大人側の事情もあるだろう。しかし、ここではそれを深く考えることが有意義であるとは思えない。
それよりむしろ、ある先生が語った言葉に隠された「普通の人間としての秘めたる思い」があの頃の時代を象徴していると、今となれば思えてくるのだ。
当時の体育教師:「ブルマーってねー、(カタログを見せながら)いろいろ種類があるのよー。」
当時の体育教師:「メーカーで形も微妙に違うし、履いた女子の可愛らしさ(姿?)がまるで違うから驚きなんだなー。」と。
筆者:「はーー。(唖然呆然) ーーーぁ?(よくわからない)」
筆者は初めて知った。
そこから最終的に「U-718」というモノに辿り着くわけである。

第3号:4月15日掲載

兎にも角にも、不思議なモノであることは言うまでもない。
下着姿の女性を見て魅力を感じるのは男性にとって至極当然のことであり、ほぼ異論はないと思われる。
ところがブルマーはどうだろう。
学生時代から今になっても、男同士でブルマーの話題になると目を輝かせる人の中に必ずと言っていいほど、「ブルマーのどこがいいの?」と反論が返ってくる。
ブルマ世代ではない方に聞いても目の当りにしてないから仕方ないとして、その時代環境下を過ごした男たちでも賛否が分かれる。
それぞれの嗜好や感受性の違い・・要するに受けて側の捉え方の違いということなのかもしれない。

筆者は前述の後者・・つまり反論派なのではあるが・・実は偽善なのである。反論を演じているだけというわけだ。
偽善反応を見せる筆者の場合は、下着ではない公然たる衣服としてのモノに魅力を感じてしまうことが、良いのか悪いのか、あるいは許容されるのかされないのかを自己解決できていないのだ。
ストレートな活字にすると、「変態と思われるのではないか」と。
したがって余談ではあるが、夫婦生活にそのモノを取り入れることができない派なのである。

このモノの立ち位置や存在意義の曖昧さが「不思議なモノ」と思えてしまうのだろうか。
そしてその「不思議なモノ」の"不思議な力"についてもさらにエピソードがある。
見出しを付けるとすれば「女子にとってのブルマーの存在意義」である。

続きは後ほど

<追記>
「前置きが長くない?」とのご指摘・・拝承しました。
書けば書くほど、あの頃の様々な衝撃的な光景を思い出し、エンドレス状態に陥りそうなので筆者の戯言を述べるのは別の機会としたい。
以後は本題の「U-718」について集約して進めていこうと思う。

第4号:4月19日掲載

”様々なメーカーや種類があり、その中でもある有名メーカーのものが当時の女子達をより輝かせるものであったこと。” については本サイトのテーマの一つである。
これに到達するまでには数々のエピソードがあり徐々に学習するわけだが、前回お伝えした通りここではいったん割愛する。
ずばり「U-718」がとても可愛い!モノであったと筆者は思う。

u-718のウンチクを語るよりも、まずはそのものを見ていただくのが一目瞭然かもしれない。
このu-718、様々な年式のものがある。その中には当時の方からお借りしているものも含まれる。
本日はそのあたりを後ほどアップしようと思う。
<本日のつづきへ>



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